☆彡 さすが食の中国、親しみやすい人々
第一日目、連れの友人たちからの食事に招待され、皆さんの歓迎を受けた。
当時北京では数少ない高級レストランといわれていたらしいそのお店で、
私は初めて本場の中華料理を味わった。
中でも、ご飯のお焦げにあつ~いあんかけ状の汁をジュッ…っと音をたててかけて
いただく、あのメニュー(なんという料理か忘れてしまったが…)は、とっても
印象に残っている。
蛇がとぐろを巻いてるような料理も出てきて、ちょっと食べられないな…と
ためらっていると、遠慮していると思ったのか、近くに座っていた人が、
取り皿にとってくれた。。。
何気なく「これは何?」と友人に通訳してもらうと、蛇ではなく、
うなぎだった(^_^;)。
さりげなくホッと安心して、食べてみた。
おいしい…これが中国料理か。。。だんだん私の食もすすんで来た。
甘党の私は、柔らかくてほんのり甘いくるみもちのような料理に何度も
手が出て食べていた。
さすが食の中国、みんな食べるのがダイナミックだ。
大きな声で和気あいあいとしゃべりながら、ガツガツと食べ、各人の
テーブルの脇には肉の骨やら豆の殻などが積み上げられていく。
食べながら、久しぶりに顔をあわせた友人たちと話がはずみ、ときおり私を
気遣い、料理を取ってくれたり、話し掛けてくれたり…そのたび、
連れの通訳を通して会話する。
思っていたよりぜんぜん友好的。。。
私はいっきに中国に親しみを感じていった。
☆彡 中国で汽車に乗る。。。へ続く
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